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※自動文字起こしですのでご注意ください,
00:00 ところがですね、都市部の貴重な緑街路樹があちこちで損失の危機に瀕しております。その典型が神宮外苑だと思います。樹齢100年を超える、文化的にも歴史的にも貴重な樹木が多数伐採されようとしています。これはもうかなり多くの人が知るところになっております。
00:17 さらにもう一つ紹介したいのは、資料7に添付した大阪市の高円寺街路樹の伐採撤去計画も深刻であります。1万9000本もの樹木を伐採しようとしているんですが、もともと大阪市は緑が少ない街なんです。私も奈良から生駒を越えて大阪に入ってくると、もう緑一面車のフロントガラスが美しい光景だったのが、生駒を越えたら全部灰色になるんですよ。
00:48 本当に緑が少ない。そう感じるのが大阪市ですよ、もともと。そうですね。だから東京都区部の力比率が25%なのに対して、大阪市は10%しかありません。ただでさえ緑が少ないのに、1万9000本もの伐採をしたら、生物多様性にとっても大きな打撃になることは疑いないと思うんですね。
01:08 伊藤環境大臣今度はちゃんとこの問題について答えていただきたいです。都市部における生物多様性を維持するために、このような東京や大阪で行われているような街路樹の大量伐採は止めるべきではないでしょうか。
01:23 伊藤環境大臣。
01:27 神宮外苑地区におけるまちづくりに関しては、東京都が都市計画法に基づき地区計画を変更して進めているものと承知しております。また、大阪市が管理している都市公園道路においては、樹木に起因する事故等を未然に防止するため、そのリスクがある樹木の撤去や植え替えが行われていると承知しております。
01:54 いずれも法的には環境として見解を申し上げる立場にはありませんが、一般論として申し上げれば、さまざまな条件や課題がある中で、事業者が適切に環境配慮を行うことが重要であると考えております。
02:10 山下よしき君。
02:11 環境配慮に逆行する事態が東京でも大阪でも起こっているんですね。それから、大阪市が事故の未然防止だ、安全のためだと言っていると紹介されましたけれども、伐採が計画されている公園では樹木医がが対象となっている事も鑑定いたしましたところ、そのほとんどが市民の安全安心に支障をきたすとは考えられないと、こう結論づけられているんですね。
02:36 ですから、伐採の本当の目的は、経費の削減と公園の運営を民間に委託して稼ぐ公園にするためだと言われております。そういうことを本当に許していいのかと。生物多様性の面からもこれは止めなければならないと思います。次に、と共生自然共生サイトについて聞きます。
02:58 私は、これらを申請する事業者が、一方では開発で自然破壊を行いながら、その免罪符として自然共生サイトへの登録が行われるようなことがあってはならないと考えます。そういうやり方は、ネイチャーポジティブの理念に反するからであります。懸念される具体的なケースを紹介します。
03:17 北海道石狩市で東急不動産が陸上風力発電事業を計画しています。この計画はパイロットファームの跡地で、現在草地や植林地となっている場所に札幌テレビ塔を超える高さ1えーと0メートルの風車を15基建設するものです。資料えーとに東急不動産の住民向け説明資料の一部を添付いたしました。
03:44 ここにあるように、生物多様性保全に向けた取り組みとして、自然共生サイトOEの申請とあるんですね。しかし、現在、草地や植林地である場所に巨大な風車を15基も作り、そのために林道を拡幅すれば生物多様性が損失することは明らかであります。
04:05 現に東急不動産の説明資料でも上の方に書いてありますけれども、当社は生物多様性の損失を可能な限り抑えた事業とした上で、さらに回復軌道に乗せていくための取り組みを行っています。いきますとあり、生物多様性の損失を前提とした計画になっています。
04:26 ですから、実際は生物多様性を損なう開発を行いながら、自然共生サイトを申請することで免罪符にしようとしている。これではグリーンウォッシュと言われても仕方がないと思います。環境省に伺いますが、自然共生サイトへの登録がグリーンウォッシュとならない担保措置はありますか。
04:47 白石局長お答え申し上げます。委員ご指摘の個別の話じゃなくて、一般論として申し上げます。本法案に基づく認定は、真に生物多様性の増進に値する計画を対象とすると見せかけの効果を謳うような計画については、厳正な審査のうえ認定をしないという運用とすることが重要だと考えております。
05:13 現行の自然共生サイトにおきましても、土地利用の変遷等を確認をしておりますが、本法案に基づく実施計画認定におきましても、審査の段階におきまして、土地利用の変遷等に照らして生物多様性の増進に値する計画かどうか、また、計画内容が具体的かつ確実に遂行し得るものなのかどうかを確認する必要があると思っています。
05:37 さらに、認定後におきましても、活動の実施状況について国に報告を求めることができる規定を設けておるほか、万一、万が一、計画に基づく活動が実施されておらず、改善の見込みがないと判断される場合、あるいは計画に沿った活動の実施が困難と判断される場合には、認定を取り消す旨の規定も設けております。
05:57 いずれにいたしましても、環境省として制度全体の信頼性が損なわれることがないように、適切な制度運用を行ってまいりたいと考えております。山下芳生君にも一言、グリーンウォッシュのような活動を認定してはならないと思いますが、いかがですか。
06:12 伊藤環境大臣。
06:16 グリーンウォッシュにならないように、本法案に基づく認定は、真に生物多様性の増進に値する計画を対象とし、見せかけの効果を謳うような計画については、厳正な審査の上、認定しない、運用することが必要だと考えております。
06:33 山下よしき君。
06:35 自然共生サイトのサーティファイへの貢献について聞きます。現在登録されている自然共生サイトの面積は、国土面積に比してどのぐらいになるんでしょうか。白石局長お答え申し上げます。現在、1えーと4箇所の自然共生サイトを認定しております。合計面積約えーと5万ヘクタール、これは東京23区や琵琶湖を超える大きさとなっておりまして、国土面積に占める割合は約02%ということでございます。
07:07 山下よしき君。
07:09 02%ですから、現在の自然共生サイトに登録するだけでは2の達成は到底無理ですね。現在、陸域の国立公園など、保護地域と指定されている面積は25ですから、それに002を足してもとても30%ではありません。したがって、30を達成のためには、国土面積の7割を占める森林を多いに位置づけることが重要となると思います。
07:39 ところが、我が国の林業は、歴代政権の外材依存政策のもとで、木材価格の低迷が続いて林業労働者は減少するなど危機に瀕しております。さらに、林業の成長産業化路線で、森林の多面的な機能が著しく軽視され、大規模化した合板集成材企業やバイオマス発電企業に安価な木材を大量に供給することが優先され、国有林、民有林問わず、植林後約50年の森林の大規模な開発が拡大しています。
08:11 しかし、伐採後の再造林はコストが賄えずに3分の1程度しか進められておりません。一方で、持続可能な森林づくりの取り組みとして、小規模で林道なども最低限のものに抑え、人手もかけて間伐や卓抜を繰り返し、森林を持続的に活用する自伐型林業が注目されております。
08:32 自伐型林業は、人手をかけ森林を持続的に活用することから、従来型の大規模林業と違い、多くの林業従事者を生み出し、地域の町おこしにもなり、これまで6えーとの自治体がこれを支援しております。今日は農林政務官にも来ていただき、農水政務官にも来ていただいておりますが、こうした持続可能な森林の保全につながる取り組みと連動して、自然共生サイトの登録を進めるなど、森林の登録の拡大に努めるべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。
09:02 高橋農林水産大臣政務。
09:04 官お答え申し上げます。委員御指摘の自然共生サイトにおきましては、例えば徳島県那賀町における森林所有者みずからが間伐を繰り返し行い、針葉樹と広葉樹の混交林を育成している事例や、3重県大台町における企業の有するFSC認証森林などが登録されていると承知しております。
09:27 農林水産省としては、自発型かどうかや森林認証の有無にかかわらず、林業経営にかかわるかかわるさまざまな方々、立場の方々が、生物多様性に配慮した持続的な森林経営に取り組まれるよう、森林整備活動を支援してまいります。終わります。
10:14 山本太郎君。
10:17 令和申請書山本太郎です。大臣、日本国として世界と約束した環境保全を実現するためには、本法案は必要であるということでいいですよね。イエスかノーかでお答えください。
10:31 伊藤環境大臣イエスです。山本太郎君。
10:36 ありがとうございます。大臣、次も申しわけないんですが、当たり前過ぎることを聞いちゃってお答えいただければと思います。これまで日本の環境行政で使命とされてきた認識は、大臣ももちろん引き継いでいくということでよろしいですよね。イエスかノーかでお答えいただけますか。
10:54 伊藤環境大臣。
10:56 はい。
10:58 山本太郎君数えます。
10:59 イエス、はい。さまざまなお答え方で感謝いたします。資料の2、過去50年間、日本の生物多様性は損失し続けている。これは環境省の資料、生物多様性及び生態系サービスの総合評価2021に示された現状認識です。埋め立てや開発、森林伐採などで生物の生息環境を破壊、生物多様性は失われ続けてきました。
11:23 資料の3は2017年公表環境省版海洋生物レッドリストにおいて、絶滅危惧種及び準絶滅危惧種を合わせると200種以上がリストアップ9えーと年発行、水産庁のレッドデータブックにより100種以上増加しています。つまりは、各生態系森林農地、沿岸海洋等の構成要素の減少や生息生育環境の変化など、生態系の規模や質の低下が現在も継続していて、その環境に生息生育する生物の種類個体数の減少傾向は変わっていないと2010年愛知県で開催。
12:05 生物多様性条約締約国会議で設定された戦略目標20項目のうち、完全達成は0を部分的に達成とされるものの6項目のみ。6項目のみ。そのような状況で、陸域、海域ともに30以上を保護区にするという、さらにハードルを上げた目標を設定されているわけですね。
12:30 これを受けて環境省は、里地里山の保全を進めるということで、生物多様性の保全が主目的ではない、管理が結果として生物多様性保全に貢献している地域などについて、保護地域以外で生物多様性保全に資する地域と認定し、30の目標達成を目指すとしていると、民間活力も使って保護区を増やそうとしているのが本法案の趣旨だと思うんです。
12:56 思うんですけれども、それで現状をとめられるのかなというのを少し疑問に思ってしまうというところでございます。資料の1、例えば南アルプス、2014年生物多様性実現のためのモデル地域としてユネスコエコパークに指定されました。南アルプスでは、90年代末から高山帯の植物のシカによる深刻な食害が報告されている。
13:19 当時、高山植物の花が咲いていないという報告が寄せられたが、わずか10年で南アルプス南部全体に被害が広がった資料5。それにより、標高3052メートル、塩見岳付近では高山植物の群落が消失。これら高山植物を餌とするライチョウ、高山蝶の減少にもつながるリスクが高まっている。
13:44 この10年でもシカによる高山植物の被害が深刻化。これは環境省も認めていますよね。資料の6、シカによる食害の危険状況を4段階で示されていますけれども、10年前の2014年の前までは最低のレベル1判定でした。2015年以降、標高1600メートルから2400メートルの高山帯に被害が及ぶレベル2に進展。
14:12 近年では高山帯で一部消失、さらに標高の高い高山帯に被害が及ぶレベル3近くなったと環境省担当相が担当者が評価をしています資料7えーと。2023年、静岡県の南アルプスのお花畑とニホンジカ食害対策で草花の咲き乱れるアルプスの高原が荒涼とした後に変わった様子が確認できます。
14:37 19えーと6年、標高約2200メートルの聖平では、ニッコウキスゲを主体とする植物群落が成長していた。2005年の同じ場所の写真では、ニッコウキスゲは大部分で消失、砂地が広がり、土壌が流出。1979年、標高約3000メートル塩見岳だけではシナノキやハクサンイチゲなどが咲き乱れる南アルプス最大級のお花畑があったそうです。
15:07 2011年の写真を見てみると、植物が消失で全く違う景色になってしまっているんですね。これ、このままでは回復は困難だよね。一目瞭然です。ニホンジカの生息域は本来低い山とも言われますけれども、なぜ標高の高い地域で食害が広がったか。
15:26 資料の9、温暖化影響も指摘されるところですけれども、環境省関東地方環境事務所は、大きな原因の一つとして、私たち人間がニホンジカをとらなくなったため、個体数が増え、生息域を里山から高山帯へ広げていると、人間による活動の影響を認めています。
15:46 南アルプス周辺の県では、ボランティア団体と自治体が連携して、シカを高山地帯に入れない、入れない防護柵を設置する猟友会などと協力してニホンジカの捕獲数を増やすなどの取り組みを行ってきました。世界的にも貴重な南アルプスの自然環境を守ろうと、虫で働くそれらボランティア団体や猟友会の方々の取り組みは大変高く評価されています。
16:13 資料10は、静岡県の南アルプス高山植物保護ボランティアネットワークは、平成21年高山植物保護活動の功績が評価され、自然環境功労者環境大臣表彰を受賞しています。これらボランティア団体や民間の高山植物保護の取り組みを表彰することには、私は何の異論もございません。
16:35 大変重要な取り組みだと思っています。しかし、この生物多様性法案の理念を実現する観点から見てみると、ボランティア団体の取り組みに感謝し、表彰するということだけでいいのかという疑問も生じるんですね。南アルプスの自然保護、特に拡大するシカによる食害対策にかかわる専門家たちは、保全活動を継続拡大するための資金難の問題を指摘されていらっしゃいます資料11令和4年4月開催静岡県第1回南アルプスを未来につなぐ会理事会で、理事のお一人は、動植物被害状況の実態調査の担い手が不足
17:13 している南アルプスの保全資金の不足を指摘していらっしゃいます資料12。環境省は高山帯の草本だけでなく、高山帯の森林保全に力を入れるべきとする専門家の意見に対して、当面は草本に焦点を当てたい担い手や資金不足のため対策が限定されると、資金や担い手の不足から対策が限定されている現実というのを認めているんですね。
17:42 この時点でも資料14、本州以南のニホンジカの個体数は90年ごろ50万頭以下であったのが、近年200万トンを超えて高止まり。今回の法案は、自治体や民間団体の自然保護活動を認証して、資金集めの後押しをする狙いがあると思うんですけれども、でも、これで資金を集めやすいようにしてあげるねと看板を渡してあげますと。
18:08 でも、財政問題は自分たちで解決しろというような状況じゃないですか、保全活動を。それで応援していますからねと、丸投げに近いなって思っちゃうんですよ。もちろん、今回の法案以外にも、生物多様性保全に取り組む民間団体への支援策は存在しています。
18:23 例えば、生物多様性保全推進支援事業では、金額に金額でいけば事業費の2分の1以内、あるいは保護対象植物1週あたり上限200万円など、期間は原則2年から3年以内などの制限をつけて、民間団体の活動に交付金を出しているんですね。環境省に、南アルプス国立公園に隣接する3県で令和元年以降交付が認められた団体数と交付対象事業ごとの交付金額はって聞くところだったんですけれども、事前にいただいた答弁ぶりが非常に長かったので、これちょっと自分で言うしかないなと
18:57 思うので、ちょっとはしょって私がいますね。これ資料の15にもありますけれども、自治体以外の民間団体への交付は5団体のみ、南アルプス保全に直接関係するのはその一部、この資料から確認できる限りでは2県のみで、期間も1年から長くて3年程度の交付にとどまっている。
19:18 金額も非常に少ないんですよ。1,000万単位、多分最高で3,000万円単位のものもあったけれども、たった1件、それ以外は数100万円か数10万円が数件。これでどうやって自然を守っていくんだというような状況だと思うんですね。長期の活動を安定的に支える交付金になっていないボランティア団体だより担い手不足、資金不足で対策が限定されるという問題は、これ、いつまでも続く話になっちゃうってことなんです。
19:47 今、南アルプスの自然保護に取り組む人たちが2030年まで継続して活動できるのか、次の世代の担い手を確保して、本当に持続可能な保全活動につなげられるか。そう考えたときに、心もとないという言葉以外に見つからないんですよ。このままでは、法案の理念、そこに掲げられている2030年までに陸と海の30%を保全することなんて不可能なんじゃないかなんて思っちゃうんですよ。
20:16 モントリオール生物多様性枠組みが採択されたのは2022年の12月。それから本法案提出まで1年以上の時間があったわけですよね。これ一番大きなネックは、保全の先頭に立つ人々の資金不足であり、それによって対策が限定的になっている。これは環境省、それを認識しているのに国からの財政措置を行わない法案というのを今審議しているってどういうことなんですかということをお聞きしたいんですけど。
20:42 何か答えがある方がいらっしゃったら教えてください。
20:45 白石局長お答え申し上げます。生物多様性の保全推進事業交付金、金額が少ないじゃないかという御指摘は真摯に受けとめ、増額に努めたいと思っております。いろいろシカの食害等に関しては、民間ボランティア任せということではなく、例えば民有地等でいきましたら、指定管理鳥獣でございますので、指定管理鳥獣の交付金、これは補正あわせて25億円ございますので、そういう中でシカの対策をとっております。
21:16 また、国立公園の中におきますシカの食害対策についても、別途ですね、直轄の事業として国が生態系回復事業ということで事業は実施させていただいておるということはあります。確かに民間資金への交付額が少ないという指摘は謙虚に受けとめたいと思っております。
21:38 山本太郎君。
21:40 済みません。私の質問はわかりづらかったかな。今なんでしょう、このサーティファイ、サーティファイというものをちゃんとクリアできるようにということの非常に重要な法案として提出されているという認識なんですね。でも、そこに対して財政で支えるという部分に関しては、この中には含まれていない。
22:02 今のところというところに関して、これはなぜなんですかと。先立つものがないのに、この先もお願いしますので、皆さん善意でやってくださいというのはおかしいじゃないかということです。民間活力を利用しながらというけれども、現場でやっている人たちに金集めまでさせるのかという話になったら、結構酷な話ですよってことです。
22:19 いかがですか。
22:21 白石局長。
22:23 御指摘、お答え申し上げます。本法案は、民間NGO、企業等による生物多様性に富んだ土地を保全をするという活動を認定し、それによって何と言うか制度的な後押しをするということを内容としてございます。インセンティブとしてのいろんな支援策が足りないんじゃないかという話は各所から御指摘を受けております。
22:49 そこに関しましては、法律を成立を踏まえて施行を目指して充実を図ってまいりたいというふうに考えております。
23:00 山本太郎君。
23:01 これは決まった後に、先々お金の話はしていったらいいんじゃないか、検討していったらいいんじゃないかと言っているんですけれども、時間がたっぷりある人たちの構えなんですよ。それって期限を切られているんですよね、これって。
23:13 これって、また2010年の愛知みたいに20項目の宿題が出ていたのに、一つも達成できていません。で、結局部分的には6項目はできたかもしれないね。ちょこっとみたいな話で。またこれ落ち着くんですか?前にもできていないのに、また新たに設定目標高くして、今回これを出していて、で、そこに重要である財源さえもつけてあげないと、これちょっと首をひねるものだなっていうふうに思っちゃうんですよ。
23:38 じゃ、逆に聞くと、FITというものは目標を達成するまでにどれぐらいのお金が必要になるかということはある一定のめどは立っているんですね。どれぐらいですか。
23:47 白石局長お答え申し上げます。査定の実現のために幾らお金がかかるかということに関しては、試算はしておりません。
23:59 山本太郎君。
24:01 じゃ、この生物多様性というものをしっかりと保全していくという部分に関しては、どれぐらいの規模感で考えていらっしゃるんですか。
24:08 白石局長お答え申し上げます。現時点ではそのような試算を持ち合わせておりません。
24:15 山本太郎君。
24:16 順番おかしくないかって話なんですよ。だって、全体像を見た上で、どれぐらいかかるだろうということを逆算していきながら法案を出していったりとか、進めることって決めていくべきなんじゃないですか。実現のために必要な財政規模も答弁できていない時点でもっと進んでいるんですよ。
24:31 これ達成できないですよ。これじゃ。目標達成に向けて、全体像を鑑みてつくられた法案ではなく、やっている風を演出するための法案じゃないかって言われても仕方ないんですね。南アルプスには国立公園が設定されていますが、この国立公園の中だけで食害対策を行っても、シカの被害はその外に広がっていくことになる。
24:50 国立公園の仕組みが貴重な植物保全対策に有効ならば、貴重な植物種が生息する周辺地域に大幅に拡張していく必要もあります。資料1622年6月環境庁、環境省は、ライチョウ、野鳥、高山植物など希少な動植物の保全を強化するためで、2030年までの拡張を目指すと発表されているんですね。
25:11 じゃあ、例えば南アルプス国立公園はいつまでにどれぐらい拡張されるんですかって聞くところなんですけれども、ちょっと時間の問題で私が言います環境省の答弁は恐らくこんな感じなんです。2030年に向けて順次拡張等を目指すが、これ以上の具体的な見通しは見てごめんなさい、今、2024年なんですね。
25:30 あと6年で陸の30%保全するんでしょう。このペースじゃ無理ですよって。自治体や市民団体などからの南アルプス国立公園拡張の要望を早急に検討して、反映して拡張計画を示すべきだと思います。それに加えて、保全と逆行する事業は見直しが必須です。
25:49 リニアです。資料17。静岡県民がリニア建設に反対してきた大きな理由の一つが、南アルプスの生物多様性を維持できなくなるという懸念。リニア計画では、南アルプスエコパークを突っ切るトンネルを掘り、エコパークど真ん中にあるカラマツ林を伐採、掘削からの残土、東京ドーム50杯分をそこに積み上げるという無茶苦茶な計画資料192022年当会との対話。
26:19 県側がトンネル掘削により、トンネル付近では300メートル以上の地下水位が低下する予測。これによるサワラ島より上流部での生態系への影響を懸念、影響をさらに回避低減する努力が必要と指摘されたと指摘。それに対してJR東海側の答えはどんなものだったか。
26:40 影響は回避できないので代償措置で対応と返答している。いや、回避せなあかんやろうということなんですよ。資料の2中リニア計画に関する環境大臣の意見。南アルプスのユネスコエコパーク登録は2014年6月12日、その直前、6月、いつかリニア建設の環境影響評価書について、法に基づき、国交大臣からの照会に応じて、当時の環境大臣が意見を提出されました。
27:10 この意見書で環境大臣は、リニア建設事業が南アルプスに大きな影響を与えることは避けられないと認めている。そして、土地改変や土地改変を最小限にすること、追加調査、保全策の徹底や事後調査の実施などを求めたということなんですけれども、この意見書で環境大臣は、南アルプスの自然を守ることは、我が国の環境行政の使命とも言われたんですね、述べられたんです。
27:40 大臣、これさえ実現すると熱い思いをされる大臣、南アルプスの自然環境を保全することは我が国の環境行政の使命でもあるという過去の認識を引き継がれると。先ほど過去の観光行政、環境行政の引き継ぎ、認識は引き継ぐということに対して、はいとおっしゃってくださいましたけれども、このような南アルプスの自然環境を保全することは、我が国の環境行政の使命でもあるという過去の認識を引き継ぐ伊藤大臣として、ユネスコエコパークである南アルプスやそのほかの地域でも生物多様性に損失を与えているリニア建設、これは認められ
28:17 ないって言わなきゃいかなきゃいけない場面なんじゃないですか。少なくとも今の計画に関しては確実に影響を及ぼしている。しかも回避できないということを堂々とが開き直って言っちゃっているんですよ。この件に関してしっかりとそのままじゃリニア建設は断じて認められないぞってことを環境大臣の立場としてぜひ断言していただきたいと思うんですけど、いかがでしょう。
28:39 伊藤環境大臣。
28:42 委員御指摘のように、環境省は環境影響評価法に基づき平成26年に提出された評価書に対して、国土交通大臣は、事業者が十分な環境対策を講じるように適切な指導を行うこと等を求める意見を提出しました。リニア中央新幹線による影響については、国土交通省における適切な指導のもと、事業主体であるJR東海において、関係自治体との調整の上、適切な環境保全措置が講じられるべきものと考えてございます。
29:14 国土交通省において、水資源や環境保全への事業者の取り組みについて、科学的、客観的観点からその状況を継続的に確認するため、有識者会議を設置していると承知しており、引き続きその議論を環境省としても注視してまいりたいと思います。
29:29 山本太郎君。
29:32 大臣、だめですよ。それは国交省、全然ブレーキになっていないんですよ。開き直っているんです。進み出したらこっちのものだということでも、逆に居直り強盗みたいなことをやっちゃっているんですよ。環境影響、これをできる限り回避しなきゃいけないということで、県側でやってきたのに影響を回避できないから代わりの問題を埋め合わせるというような開き直りをしちゃっているんです。
29:53 これは非常にまずい。どうしてか。2014年の環境大臣意見を言われた中で、南アルプス国立公園及び拡張予定地の影響をできる限り回避することとしているんだけれども、回避するつもりないんですよ。それを考えたときに、やはり環境大臣の出番なんですよ。
30:11 もう一度国交省と事業者に対してしっかりと喝を入れなきゃだめなんです。このままじゃリニアのことは認められないからな、環境面では絶対無理だ、国際約束に保護することになってしまうというようなことを、やはり突き詰めなきゃだめだと思うんです。いかがでしょう。
30:27 伊藤環境大臣時間が来ておりますので、簡単にまとめてください。
30:32 委員の御指摘を踏まえ、適切に対応したいと思います。
30:35 山本太郎君。
30:37 大変期待しております。ありがとうございます。
30:53 長い登子君。
30:57 愛媛県選出の永江孝子です。今回のこの法律案、さまざまな自然保護活動に民間企業の力を借りるための枠組みをつくっていきたい、そういう方向性だと理解しています。企業自体も生物多様性の問題、あるいは気候変動の問題、地球規模の課題解決に真摯に対応する。
31:18 そこに協力していくことが企業価値を上げることにつながる時代だと理解しておられますので、そのために何か貢献したい、できることはやりたいと思っていると私も地元で伺っております。ですので、ぜひこの枠組みづくりを活用していけるようになることを願って質問させていただきたいと思います。
31:36 まず、世界最大の資産運用会社。
00:00 ところがですね、都市部の貴重な緑街路樹があちこちで損失の危機に瀕しております。その典型が神宮外苑だと思います。樹齢100年を超える、文化的にも歴史的にも貴重な樹木が多数伐採されようとしています。これはもうかなり多くの人が知るところになっております。
00:17 さらにもう一つ紹介したいのは、資料7に添付した大阪市の高円寺街路樹の伐採撤去計画も深刻であります。1万9000本もの樹木を伐採しようとしているんですが、もともと大阪市は緑が少ない街なんです。私も奈良から生駒を越えて大阪に入ってくると、もう緑一面車のフロントガラスが美しい光景だったのが、生駒を越えたら全部灰色になるんですよ。
00:48 本当に緑が少ない。そう感じるのが大阪市ですよ、もともと。そうですね。だから東京都区部の力比率が25%なのに対して、大阪市は10%しかありません。ただでさえ緑が少ないのに、1万9000本もの伐採をしたら、生物多様性にとっても大きな打撃になることは疑いないと思うんですね。
01:08 伊藤環境大臣今度はちゃんとこの問題について答えていただきたいです。都市部における生物多様性を維持するために、このような東京や大阪で行われているような街路樹の大量伐採は止めるべきではないでしょうか。
01:23 伊藤環境大臣。
01:27 神宮外苑地区におけるまちづくりに関しては、東京都が都市計画法に基づき地区計画を変更して進めているものと承知しております。また、大阪市が管理している都市公園道路においては、樹木に起因する事故等を未然に防止するため、そのリスクがある樹木の撤去や植え替えが行われていると承知しております。
01:54 いずれも法的には環境として見解を申し上げる立場にはありませんが、一般論として申し上げれば、さまざまな条件や課題がある中で、事業者が適切に環境配慮を行うことが重要であると考えております。
02:10 山下よしき君。
02:11 環境配慮に逆行する事態が東京でも大阪でも起こっているんですね。それから、大阪市が事故の未然防止だ、安全のためだと言っていると紹介されましたけれども、伐採が計画されている公園では樹木医がが対象となっている事も鑑定いたしましたところ、そのほとんどが市民の安全安心に支障をきたすとは考えられないと、こう結論づけられているんですね。
02:36 ですから、伐採の本当の目的は、経費の削減と公園の運営を民間に委託して稼ぐ公園にするためだと言われております。そういうことを本当に許していいのかと。生物多様性の面からもこれは止めなければならないと思います。次に、と共生自然共生サイトについて聞きます。
02:58 私は、これらを申請する事業者が、一方では開発で自然破壊を行いながら、その免罪符として自然共生サイトへの登録が行われるようなことがあってはならないと考えます。そういうやり方は、ネイチャーポジティブの理念に反するからであります。懸念される具体的なケースを紹介します。
03:17 北海道石狩市で東急不動産が陸上風力発電事業を計画しています。この計画はパイロットファームの跡地で、現在草地や植林地となっている場所に札幌テレビ塔を超える高さ1えーと0メートルの風車を15基建設するものです。資料えーとに東急不動産の住民向け説明資料の一部を添付いたしました。
03:44 ここにあるように、生物多様性保全に向けた取り組みとして、自然共生サイトOEの申請とあるんですね。しかし、現在、草地や植林地である場所に巨大な風車を15基も作り、そのために林道を拡幅すれば生物多様性が損失することは明らかであります。
04:05 現に東急不動産の説明資料でも上の方に書いてありますけれども、当社は生物多様性の損失を可能な限り抑えた事業とした上で、さらに回復軌道に乗せていくための取り組みを行っています。いきますとあり、生物多様性の損失を前提とした計画になっています。
04:26 ですから、実際は生物多様性を損なう開発を行いながら、自然共生サイトを申請することで免罪符にしようとしている。これではグリーンウォッシュと言われても仕方がないと思います。環境省に伺いますが、自然共生サイトへの登録がグリーンウォッシュとならない担保措置はありますか。
04:47 白石局長お答え申し上げます。委員ご指摘の個別の話じゃなくて、一般論として申し上げます。本法案に基づく認定は、真に生物多様性の増進に値する計画を対象とすると見せかけの効果を謳うような計画については、厳正な審査のうえ認定をしないという運用とすることが重要だと考えております。
05:13 現行の自然共生サイトにおきましても、土地利用の変遷等を確認をしておりますが、本法案に基づく実施計画認定におきましても、審査の段階におきまして、土地利用の変遷等に照らして生物多様性の増進に値する計画かどうか、また、計画内容が具体的かつ確実に遂行し得るものなのかどうかを確認する必要があると思っています。
05:37 さらに、認定後におきましても、活動の実施状況について国に報告を求めることができる規定を設けておるほか、万一、万が一、計画に基づく活動が実施されておらず、改善の見込みがないと判断される場合、あるいは計画に沿った活動の実施が困難と判断される場合には、認定を取り消す旨の規定も設けております。
05:57 いずれにいたしましても、環境省として制度全体の信頼性が損なわれることがないように、適切な制度運用を行ってまいりたいと考えております。山下芳生君にも一言、グリーンウォッシュのような活動を認定してはならないと思いますが、いかがですか。
06:12 伊藤環境大臣。
06:16 グリーンウォッシュにならないように、本法案に基づく認定は、真に生物多様性の増進に値する計画を対象とし、見せかけの効果を謳うような計画については、厳正な審査の上、認定しない、運用することが必要だと考えております。
06:33 山下よしき君。
06:35 自然共生サイトのサーティファイへの貢献について聞きます。現在登録されている自然共生サイトの面積は、国土面積に比してどのぐらいになるんでしょうか。白石局長お答え申し上げます。現在、1えーと4箇所の自然共生サイトを認定しております。合計面積約えーと5万ヘクタール、これは東京23区や琵琶湖を超える大きさとなっておりまして、国土面積に占める割合は約02%ということでございます。
07:07 山下よしき君。
07:09 02%ですから、現在の自然共生サイトに登録するだけでは2の達成は到底無理ですね。現在、陸域の国立公園など、保護地域と指定されている面積は25ですから、それに002を足してもとても30%ではありません。したがって、30を達成のためには、国土面積の7割を占める森林を多いに位置づけることが重要となると思います。
07:39 ところが、我が国の林業は、歴代政権の外材依存政策のもとで、木材価格の低迷が続いて林業労働者は減少するなど危機に瀕しております。さらに、林業の成長産業化路線で、森林の多面的な機能が著しく軽視され、大規模化した合板集成材企業やバイオマス発電企業に安価な木材を大量に供給することが優先され、国有林、民有林問わず、植林後約50年の森林の大規模な開発が拡大しています。
08:11 しかし、伐採後の再造林はコストが賄えずに3分の1程度しか進められておりません。一方で、持続可能な森林づくりの取り組みとして、小規模で林道なども最低限のものに抑え、人手もかけて間伐や卓抜を繰り返し、森林を持続的に活用する自伐型林業が注目されております。
08:32 自伐型林業は、人手をかけ森林を持続的に活用することから、従来型の大規模林業と違い、多くの林業従事者を生み出し、地域の町おこしにもなり、これまで6えーとの自治体がこれを支援しております。今日は農林政務官にも来ていただき、農水政務官にも来ていただいておりますが、こうした持続可能な森林の保全につながる取り組みと連動して、自然共生サイトの登録を進めるなど、森林の登録の拡大に努めるべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。
09:02 高橋農林水産大臣政務。
09:04 官お答え申し上げます。委員御指摘の自然共生サイトにおきましては、例えば徳島県那賀町における森林所有者みずからが間伐を繰り返し行い、針葉樹と広葉樹の混交林を育成している事例や、3重県大台町における企業の有するFSC認証森林などが登録されていると承知しております。
09:27 農林水産省としては、自発型かどうかや森林認証の有無にかかわらず、林業経営にかかわるかかわるさまざまな方々、立場の方々が、生物多様性に配慮した持続的な森林経営に取り組まれるよう、森林整備活動を支援してまいります。終わります。
10:14 山本太郎君。
10:17 令和申請書山本太郎です。大臣、日本国として世界と約束した環境保全を実現するためには、本法案は必要であるということでいいですよね。イエスかノーかでお答えください。
10:31 伊藤環境大臣イエスです。山本太郎君。
10:36 ありがとうございます。大臣、次も申しわけないんですが、当たり前過ぎることを聞いちゃってお答えいただければと思います。これまで日本の環境行政で使命とされてきた認識は、大臣ももちろん引き継いでいくということでよろしいですよね。イエスかノーかでお答えいただけますか。
10:54 伊藤環境大臣。
10:56 はい。
10:58 山本太郎君数えます。
10:59 イエス、はい。さまざまなお答え方で感謝いたします。資料の2、過去50年間、日本の生物多様性は損失し続けている。これは環境省の資料、生物多様性及び生態系サービスの総合評価2021に示された現状認識です。埋め立てや開発、森林伐採などで生物の生息環境を破壊、生物多様性は失われ続けてきました。
11:23 資料の3は2017年公表環境省版海洋生物レッドリストにおいて、絶滅危惧種及び準絶滅危惧種を合わせると200種以上がリストアップ9えーと年発行、水産庁のレッドデータブックにより100種以上増加しています。つまりは、各生態系森林農地、沿岸海洋等の構成要素の減少や生息生育環境の変化など、生態系の規模や質の低下が現在も継続していて、その環境に生息生育する生物の種類個体数の減少傾向は変わっていないと2010年愛知県で開催。
12:05 生物多様性条約締約国会議で設定された戦略目標20項目のうち、完全達成は0を部分的に達成とされるものの6項目のみ。6項目のみ。そのような状況で、陸域、海域ともに30以上を保護区にするという、さらにハードルを上げた目標を設定されているわけですね。
12:30 これを受けて環境省は、里地里山の保全を進めるということで、生物多様性の保全が主目的ではない、管理が結果として生物多様性保全に貢献している地域などについて、保護地域以外で生物多様性保全に資する地域と認定し、30の目標達成を目指すとしていると、民間活力も使って保護区を増やそうとしているのが本法案の趣旨だと思うんです。
12:56 思うんですけれども、それで現状をとめられるのかなというのを少し疑問に思ってしまうというところでございます。資料の1、例えば南アルプス、2014年生物多様性実現のためのモデル地域としてユネスコエコパークに指定されました。南アルプスでは、90年代末から高山帯の植物のシカによる深刻な食害が報告されている。
13:19 当時、高山植物の花が咲いていないという報告が寄せられたが、わずか10年で南アルプス南部全体に被害が広がった資料5。それにより、標高3052メートル、塩見岳付近では高山植物の群落が消失。これら高山植物を餌とするライチョウ、高山蝶の減少にもつながるリスクが高まっている。
13:44 この10年でもシカによる高山植物の被害が深刻化。これは環境省も認めていますよね。資料の6、シカによる食害の危険状況を4段階で示されていますけれども、10年前の2014年の前までは最低のレベル1判定でした。2015年以降、標高1600メートルから2400メートルの高山帯に被害が及ぶレベル2に進展。
14:12 近年では高山帯で一部消失、さらに標高の高い高山帯に被害が及ぶレベル3近くなったと環境省担当相が担当者が評価をしています資料7えーと。2023年、静岡県の南アルプスのお花畑とニホンジカ食害対策で草花の咲き乱れるアルプスの高原が荒涼とした後に変わった様子が確認できます。
14:37 19えーと6年、標高約2200メートルの聖平では、ニッコウキスゲを主体とする植物群落が成長していた。2005年の同じ場所の写真では、ニッコウキスゲは大部分で消失、砂地が広がり、土壌が流出。1979年、標高約3000メートル塩見岳だけではシナノキやハクサンイチゲなどが咲き乱れる南アルプス最大級のお花畑があったそうです。
15:07 2011年の写真を見てみると、植物が消失で全く違う景色になってしまっているんですね。これ、このままでは回復は困難だよね。一目瞭然です。ニホンジカの生息域は本来低い山とも言われますけれども、なぜ標高の高い地域で食害が広がったか。
15:26 資料の9、温暖化影響も指摘されるところですけれども、環境省関東地方環境事務所は、大きな原因の一つとして、私たち人間がニホンジカをとらなくなったため、個体数が増え、生息域を里山から高山帯へ広げていると、人間による活動の影響を認めています。
15:46 南アルプス周辺の県では、ボランティア団体と自治体が連携して、シカを高山地帯に入れない、入れない防護柵を設置する猟友会などと協力してニホンジカの捕獲数を増やすなどの取り組みを行ってきました。世界的にも貴重な南アルプスの自然環境を守ろうと、虫で働くそれらボランティア団体や猟友会の方々の取り組みは大変高く評価されています。
16:13 資料10は、静岡県の南アルプス高山植物保護ボランティアネットワークは、平成21年高山植物保護活動の功績が評価され、自然環境功労者環境大臣表彰を受賞しています。これらボランティア団体や民間の高山植物保護の取り組みを表彰することには、私は何の異論もございません。
16:35 大変重要な取り組みだと思っています。しかし、この生物多様性法案の理念を実現する観点から見てみると、ボランティア団体の取り組みに感謝し、表彰するということだけでいいのかという疑問も生じるんですね。南アルプスの自然保護、特に拡大するシカによる食害対策にかかわる専門家たちは、保全活動を継続拡大するための資金難の問題を指摘されていらっしゃいます資料11令和4年4月開催静岡県第1回南アルプスを未来につなぐ会理事会で、理事のお一人は、動植物被害状況の実態調査の担い手が不足
17:13 している南アルプスの保全資金の不足を指摘していらっしゃいます資料12。環境省は高山帯の草本だけでなく、高山帯の森林保全に力を入れるべきとする専門家の意見に対して、当面は草本に焦点を当てたい担い手や資金不足のため対策が限定されると、資金や担い手の不足から対策が限定されている現実というのを認めているんですね。
17:42 この時点でも資料14、本州以南のニホンジカの個体数は90年ごろ50万頭以下であったのが、近年200万トンを超えて高止まり。今回の法案は、自治体や民間団体の自然保護活動を認証して、資金集めの後押しをする狙いがあると思うんですけれども、でも、これで資金を集めやすいようにしてあげるねと看板を渡してあげますと。
18:08 でも、財政問題は自分たちで解決しろというような状況じゃないですか、保全活動を。それで応援していますからねと、丸投げに近いなって思っちゃうんですよ。もちろん、今回の法案以外にも、生物多様性保全に取り組む民間団体への支援策は存在しています。
18:23 例えば、生物多様性保全推進支援事業では、金額に金額でいけば事業費の2分の1以内、あるいは保護対象植物1週あたり上限200万円など、期間は原則2年から3年以内などの制限をつけて、民間団体の活動に交付金を出しているんですね。環境省に、南アルプス国立公園に隣接する3県で令和元年以降交付が認められた団体数と交付対象事業ごとの交付金額はって聞くところだったんですけれども、事前にいただいた答弁ぶりが非常に長かったので、これちょっと自分で言うしかないなと
18:57 思うので、ちょっとはしょって私がいますね。これ資料の15にもありますけれども、自治体以外の民間団体への交付は5団体のみ、南アルプス保全に直接関係するのはその一部、この資料から確認できる限りでは2県のみで、期間も1年から長くて3年程度の交付にとどまっている。
19:18 金額も非常に少ないんですよ。1,000万単位、多分最高で3,000万円単位のものもあったけれども、たった1件、それ以外は数100万円か数10万円が数件。これでどうやって自然を守っていくんだというような状況だと思うんですね。長期の活動を安定的に支える交付金になっていないボランティア団体だより担い手不足、資金不足で対策が限定されるという問題は、これ、いつまでも続く話になっちゃうってことなんです。
19:47 今、南アルプスの自然保護に取り組む人たちが2030年まで継続して活動できるのか、次の世代の担い手を確保して、本当に持続可能な保全活動につなげられるか。そう考えたときに、心もとないという言葉以外に見つからないんですよ。このままでは、法案の理念、そこに掲げられている2030年までに陸と海の30%を保全することなんて不可能なんじゃないかなんて思っちゃうんですよ。
20:16 モントリオール生物多様性枠組みが採択されたのは2022年の12月。それから本法案提出まで1年以上の時間があったわけですよね。これ一番大きなネックは、保全の先頭に立つ人々の資金不足であり、それによって対策が限定的になっている。これは環境省、それを認識しているのに国からの財政措置を行わない法案というのを今審議しているってどういうことなんですかということをお聞きしたいんですけど。
20:42 何か答えがある方がいらっしゃったら教えてください。
20:45 白石局長お答え申し上げます。生物多様性の保全推進事業交付金、金額が少ないじゃないかという御指摘は真摯に受けとめ、増額に努めたいと思っております。いろいろシカの食害等に関しては、民間ボランティア任せということではなく、例えば民有地等でいきましたら、指定管理鳥獣でございますので、指定管理鳥獣の交付金、これは補正あわせて25億円ございますので、そういう中でシカの対策をとっております。
21:16 また、国立公園の中におきますシカの食害対策についても、別途ですね、直轄の事業として国が生態系回復事業ということで事業は実施させていただいておるということはあります。確かに民間資金への交付額が少ないという指摘は謙虚に受けとめたいと思っております。
21:38 山本太郎君。
21:40 済みません。私の質問はわかりづらかったかな。今なんでしょう、このサーティファイ、サーティファイというものをちゃんとクリアできるようにということの非常に重要な法案として提出されているという認識なんですね。でも、そこに対して財政で支えるという部分に関しては、この中には含まれていない。
22:02 今のところというところに関して、これはなぜなんですかと。先立つものがないのに、この先もお願いしますので、皆さん善意でやってくださいというのはおかしいじゃないかということです。民間活力を利用しながらというけれども、現場でやっている人たちに金集めまでさせるのかという話になったら、結構酷な話ですよってことです。
22:19 いかがですか。
22:21 白石局長。
22:23 御指摘、お答え申し上げます。本法案は、民間NGO、企業等による生物多様性に富んだ土地を保全をするという活動を認定し、それによって何と言うか制度的な後押しをするということを内容としてございます。インセンティブとしてのいろんな支援策が足りないんじゃないかという話は各所から御指摘を受けております。
22:49 そこに関しましては、法律を成立を踏まえて施行を目指して充実を図ってまいりたいというふうに考えております。
23:00 山本太郎君。
23:01 これは決まった後に、先々お金の話はしていったらいいんじゃないか、検討していったらいいんじゃないかと言っているんですけれども、時間がたっぷりある人たちの構えなんですよ。それって期限を切られているんですよね、これって。
23:13 これって、また2010年の愛知みたいに20項目の宿題が出ていたのに、一つも達成できていません。で、結局部分的には6項目はできたかもしれないね。ちょこっとみたいな話で。またこれ落ち着くんですか?前にもできていないのに、また新たに設定目標高くして、今回これを出していて、で、そこに重要である財源さえもつけてあげないと、これちょっと首をひねるものだなっていうふうに思っちゃうんですよ。
23:38 じゃ、逆に聞くと、FITというものは目標を達成するまでにどれぐらいのお金が必要になるかということはある一定のめどは立っているんですね。どれぐらいですか。
23:47 白石局長お答え申し上げます。査定の実現のために幾らお金がかかるかということに関しては、試算はしておりません。
23:59 山本太郎君。
24:01 じゃ、この生物多様性というものをしっかりと保全していくという部分に関しては、どれぐらいの規模感で考えていらっしゃるんですか。
24:08 白石局長お答え申し上げます。現時点ではそのような試算を持ち合わせておりません。
24:15 山本太郎君。
24:16 順番おかしくないかって話なんですよ。だって、全体像を見た上で、どれぐらいかかるだろうということを逆算していきながら法案を出していったりとか、進めることって決めていくべきなんじゃないですか。実現のために必要な財政規模も答弁できていない時点でもっと進んでいるんですよ。
24:31 これ達成できないですよ。これじゃ。目標達成に向けて、全体像を鑑みてつくられた法案ではなく、やっている風を演出するための法案じゃないかって言われても仕方ないんですね。南アルプスには国立公園が設定されていますが、この国立公園の中だけで食害対策を行っても、シカの被害はその外に広がっていくことになる。
24:50 国立公園の仕組みが貴重な植物保全対策に有効ならば、貴重な植物種が生息する周辺地域に大幅に拡張していく必要もあります。資料1622年6月環境庁、環境省は、ライチョウ、野鳥、高山植物など希少な動植物の保全を強化するためで、2030年までの拡張を目指すと発表されているんですね。
25:11 じゃあ、例えば南アルプス国立公園はいつまでにどれぐらい拡張されるんですかって聞くところなんですけれども、ちょっと時間の問題で私が言います環境省の答弁は恐らくこんな感じなんです。2030年に向けて順次拡張等を目指すが、これ以上の具体的な見通しは見てごめんなさい、今、2024年なんですね。
25:30 あと6年で陸の30%保全するんでしょう。このペースじゃ無理ですよって。自治体や市民団体などからの南アルプス国立公園拡張の要望を早急に検討して、反映して拡張計画を示すべきだと思います。それに加えて、保全と逆行する事業は見直しが必須です。
25:49 リニアです。資料17。静岡県民がリニア建設に反対してきた大きな理由の一つが、南アルプスの生物多様性を維持できなくなるという懸念。リニア計画では、南アルプスエコパークを突っ切るトンネルを掘り、エコパークど真ん中にあるカラマツ林を伐採、掘削からの残土、東京ドーム50杯分をそこに積み上げるという無茶苦茶な計画資料192022年当会との対話。
26:19 県側がトンネル掘削により、トンネル付近では300メートル以上の地下水位が低下する予測。これによるサワラ島より上流部での生態系への影響を懸念、影響をさらに回避低減する努力が必要と指摘されたと指摘。それに対してJR東海側の答えはどんなものだったか。
26:40 影響は回避できないので代償措置で対応と返答している。いや、回避せなあかんやろうということなんですよ。資料の2中リニア計画に関する環境大臣の意見。南アルプスのユネスコエコパーク登録は2014年6月12日、その直前、6月、いつかリニア建設の環境影響評価書について、法に基づき、国交大臣からの照会に応じて、当時の環境大臣が意見を提出されました。
27:10 この意見書で環境大臣は、リニア建設事業が南アルプスに大きな影響を与えることは避けられないと認めている。そして、土地改変や土地改変を最小限にすること、追加調査、保全策の徹底や事後調査の実施などを求めたということなんですけれども、この意見書で環境大臣は、南アルプスの自然を守ることは、我が国の環境行政の使命とも言われたんですね、述べられたんです。
27:40 大臣、これさえ実現すると熱い思いをされる大臣、南アルプスの自然環境を保全することは我が国の環境行政の使命でもあるという過去の認識を引き継がれると。先ほど過去の観光行政、環境行政の引き継ぎ、認識は引き継ぐということに対して、はいとおっしゃってくださいましたけれども、このような南アルプスの自然環境を保全することは、我が国の環境行政の使命でもあるという過去の認識を引き継ぐ伊藤大臣として、ユネスコエコパークである南アルプスやそのほかの地域でも生物多様性に損失を与えているリニア建設、これは認められ
28:17 ないって言わなきゃいかなきゃいけない場面なんじゃないですか。少なくとも今の計画に関しては確実に影響を及ぼしている。しかも回避できないということを堂々とが開き直って言っちゃっているんですよ。この件に関してしっかりとそのままじゃリニア建設は断じて認められないぞってことを環境大臣の立場としてぜひ断言していただきたいと思うんですけど、いかがでしょう。
28:39 伊藤環境大臣。
28:42 委員御指摘のように、環境省は環境影響評価法に基づき平成26年に提出された評価書に対して、国土交通大臣は、事業者が十分な環境対策を講じるように適切な指導を行うこと等を求める意見を提出しました。リニア中央新幹線による影響については、国土交通省における適切な指導のもと、事業主体であるJR東海において、関係自治体との調整の上、適切な環境保全措置が講じられるべきものと考えてございます。
29:14 国土交通省において、水資源や環境保全への事業者の取り組みについて、科学的、客観的観点からその状況を継続的に確認するため、有識者会議を設置していると承知しており、引き続きその議論を環境省としても注視してまいりたいと思います。
29:29 山本太郎君。
29:32 大臣、だめですよ。それは国交省、全然ブレーキになっていないんですよ。開き直っているんです。進み出したらこっちのものだということでも、逆に居直り強盗みたいなことをやっちゃっているんですよ。環境影響、これをできる限り回避しなきゃいけないということで、県側でやってきたのに影響を回避できないから代わりの問題を埋め合わせるというような開き直りをしちゃっているんです。
29:53 これは非常にまずい。どうしてか。2014年の環境大臣意見を言われた中で、南アルプス国立公園及び拡張予定地の影響をできる限り回避することとしているんだけれども、回避するつもりないんですよ。それを考えたときに、やはり環境大臣の出番なんですよ。
30:11 もう一度国交省と事業者に対してしっかりと喝を入れなきゃだめなんです。このままじゃリニアのことは認められないからな、環境面では絶対無理だ、国際約束に保護することになってしまうというようなことを、やはり突き詰めなきゃだめだと思うんです。いかがでしょう。
30:27 伊藤環境大臣時間が来ておりますので、簡単にまとめてください。
30:32 委員の御指摘を踏まえ、適切に対応したいと思います。
30:35 山本太郎君。
30:37 大変期待しております。ありがとうございます。
30:53 長い登子君。
30:57 愛媛県選出の永江孝子です。今回のこの法律案、さまざまな自然保護活動に民間企業の力を借りるための枠組みをつくっていきたい、そういう方向性だと理解しています。企業自体も生物多様性の問題、あるいは気候変動の問題、地球規模の課題解決に真摯に対応する。
31:18 そこに協力していくことが企業価値を上げることにつながる時代だと理解しておられますので、そのために何か貢献したい、できることはやりたいと思っていると私も地元で伺っております。ですので、ぜひこの枠組みづくりを活用していけるようになることを願って質問させていただきたいと思います。
31:36 まず、世界最大の資産運用会社。